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SUPERVISOR
この記事の監修者
佐々木 純
- スタイリスト四方章敬氏に師事した後、2019年4月に独立
- 「LEON」「MEN’S EX」「FINE BOYS PLUS SUIT」などで活動
- 日本通運、イオンWeb CM、伊藤園「お〜いお茶」海外向けCMなどの広告制作を担当
- 雑誌、Web、広告、ドラマ、映画でスタイリング実績を持つ
老舗メゾンが築いてきた伝統から、デザイナー交代による作風の変化、定番意匠の継承と再解釈まで、現在の製品につながる歴史的背景を含めてブランドを理解する。撮影現場で数多くの服飾品を扱ってきた経験に基づき、外見だけでは判別しにくいブランドごとの違いを、設計や素材、ディテールから捉える。
モンブランの万年筆や時計、財布などを持っているものの、「古いモデルでも売れるのだろうか」「どのアイテムが一番高く売れるのだろうか」と迷っている方も多いのではないでしょうか。
モンブランの買取では、万年筆が中古需要の中心で最も安定して値段がつきやすく、時計は自社製ムーブメントの技術力から高額帯になりやすいカテゴリです。
この記事では、モンブラン(Montblanc)で高く売れやすいアイテムや定番モデル、査定で見られるポイント、売る前の準備について解説します。
お手元のモンブランがいくらになるのか気になっている方は、ぜひ参考にしてください。
CHARACTERS
登場人物

インタビュアー
読者の疑問を代弁する聞き手。買取ビギナーの目線で、ブランドの価値がどう決まるのか、査定のプロに素朴な疑問を率直にぶつける。

査定員
ブランド品の買取を8年間担当。縫製・素材・金具の刻印から真贋および製造年代を判別し、モデルごとの二次流通相場と需要動向を踏まえて価値を判定する。主要メゾンの製造仕様の変遷に通じ、真贋判定の研鑽を重ねている。
この記事でわかること
- モンブランの万年筆・時計・財布のうち、買取で最も値段がつきやすいカテゴリとその理由
- 万年筆の定番モデル「マイスターシュテュック 149」が高く評価される背景
- 時計カテゴリがミネルバの技術で高額帯になりやすい仕組み
- 査定でペン先の素材(K18・K14)や外装の状態をどう見ているか
- 壊れている・古い・名入れがある品物でも査定できる理由
- 売る前にやっておくインク抜きや付属品の準備
第1話 モンブランで高く売れるのは万年筆・時計・財布のどれか
万年筆|中古需要が最も安定しているモンブランの主力カテゴリ

インタビュアー
モンブランの品物を売るとしたら、万年筆・時計・財布のどれが一番高く売れるのでしょうか?

査定員
買取の中心は万年筆です。モンブランは1906年にドイツ・ハンブルクで万年筆の製造を始めたブランドで、筆記具メーカーとしての長い実績があります。ペン先にK18の金が使われているモデルは、筆記具としての評価に加えて素材そのものの価値も上乗せされるため、中古でも安定して値段がつきやすいです。
時計|ミネルバの技術を背景に買取額が高くなりやすいカテゴリ

インタビュアー
万年筆のブランドという印象が強いのですが、モンブランの時計にも中古で需要はあるのでしょうか?

査定員
あります。モンブランの親会社であるリシュモンというグループのもとで、1997年に腕時計の製造・販売を始め、2006年にミネルバという老舗の時計工房を買収しています。
財布・レザー小物|需要はあるが筆記具・時計ほどの高額帯にはなりにくいカテゴリ

インタビュアー
財布やカードケースのようなレザー小物も買取できるのでしょうか?

査定員
もちろん査定できます。ただし、革は使用による角のすれや内側の汚れといった経年変化が出やすい素材です。万年筆や時計と比べると最高額帯にはなりにくい傾向がありますが、状態が良ければ値段がつくことがあります。3つのカテゴリの特徴と、査定でよく見る箇所を以下に整理しました。
| アイテム | 買取市場での特徴 | 査定でよく見る箇所 |
|---|---|---|
| 万年筆 | 中古需要が最も安定・ペン先の金素材に価値がある | ペン先の素材(K18・K14)・インクの状態・外装の傷 |
| 時計 | 自社製ムーブメント搭載で1点あたりの買取額が高くなりやすい | ムーブメントの動作・風防やケースの傷・リューズの状態 |
| 財布・レザー小物 | 需要はあるが筆記具・時計ほどの高額帯にはなりにくい | 革の角のすれ・金具の状態・内側の汚れ |

インタビュアー
同じモンブランでも、万年筆と時計では見る箇所がまったく違うのですね。
第2話 モンブラン万年筆で買取需要が高い定番モデル
「マイスターシュテュック 149」|最大サイズの万年筆として最も査定額がつきやすいモデル

インタビュアー
万年筆が中心ということでしたが、具体的にはどのモデルが一番値段がつきやすいのでしょうか?

査定員
一番は「マイスターシュテュック 149」です。マイスターシュテュックシリーズの最大サイズで、K18のペン先が付いた吸入式の万年筆です。

インタビュアー
ペン先に山の標高が入っているというのは、モンブランならではですね。吸入式というのはどのような仕組みなのでしょうか?

査定員
インク瓶からペン内部に直接インクを吸い上げる方式です。ペンの尾軸を回すとピストンコンバーター(内部のピストン機構)が動き、インクを引き込みます。カートリッジ式と異なりインクの色を自由に選べるのが特徴で、「149」をはじめマイスターシュテュックの代表的なモデルに採用されています。
「スターウォーカー」|現代的なデザインで若年層の中古需要があるモデル

インタビュアー
マイスターシュテュック以外にも、定番と呼ばれるモデルはあるのでしょうか?

査定員
「スターウォーカー」が代表的です。マイスターシュテュックのクラシックな外観とは対照的に、現代的でスタイリッシュなデザインが特徴です。キャップトップの透明なドームの中にホワイトスターが浮かんで見えるデザインで、若い世代を中心に中古で探している人がいます。

インタビュアー
マイスターシュテュックとはまったく雰囲気が違うのですね。こちらも中古で探している方がいるというのは意外です。
限定モデル・廃盤モデル|流通量の少なさから希少性が評価されやすいモデル

インタビュアー
限定品や廃盤品は、通常のモデルより高く売れるのでしょうか?

査定員
生産数が少なく新品では手に入らないモデルは、状態が良ければ希少性で評価が上がりやすいです。ただし限定品だから必ず高くなるとは限りません。ペン先の素材やコンディション、付属品の有無も合わせて総合的に判断しています。
万年筆のペン先が金製の場合の査定の考え方については、以下の記事でも詳しく解説しています。
- 関連記事はこちら
・万年筆のペン先が金製なら売れるの?気になる買取相場と高く売るコツとは
第3話 モンブランの時計が買取市場で評価される理由
ミネルバの技術が裏付けるムーブメントの価値

インタビュアー
筆記具のブランドが作った時計が、なぜそこまで評価されるのでしょうか?

査定員
モンブランの時計が評価される一番の理由は、1858年創業のミネルバの技術を引き継いでいることです。自社製ムーブメントを搭載したモデルは技術的な希少性があり、中古市場でも査定額が上がりやすいです。

インタビュアー
160年以上の歴史がある時計工房の技術が入っているのですね。万年筆のブランドという印象とはずいぶん違います。
買取需要が高い時計コレクション(「1858」と「スターレガシー」)

インタビュアー
具体的には、どのコレクションが人気なのでしょうか?

査定員
2つ挙げると、「1858」と「スターレガシー」です。「1858」は、ミネルバが1920〜1930年代に軍用に製作したモデルに着想を得て、山岳探検をテーマにデザインされたコレクションです。ヴィンテージの計器を思わせる文字盤と、堅牢なケースが特徴で、コレクション名を指定して探す人がいます。

インタビュアー
「スターレガシー」はどのようなコレクションなのでしょうか?

査定員
「スターレガシー」には、1821年に発明家ニコラ・リューセックが考案したインク式クロノグラフ(世界初のクロノグラフ)に着想を得たラインが含まれています。歴史的な背景が明確なコレクションは、中古で名前を指定して探す人が多く、需要が安定しやすいです。モンブランの時計をお持ちの方は、ぜひ一度「おたからや」の無料査定をご利用ください。
高級時計の買取に必要な持ち物については、以下の記事でも詳しく解説しています。
- 関連記事はこちら
・高級時計の買取で必要なものは?事前に準備すべき持ち物と高く売るコツ
第4話 モンブラン製品の査定で見られるポイント
ペン先の素材と状態|K18とK14で評価の仕方が変わる

インタビュアー
モンブランの買取価格は、査定のときにどこを見て決めているのでしょうか?

査定員
主にペン先(ニブ)の素材と状態、外装の傷や変色、付属品の有無を確認しています。

インタビュアー
ペン先の刻印を見れば、K18かK14かは分かるものなのでしょうか?

査定員
ペン先に「750」と刻まれていればK18、「585」と刻まれていればK14です。マイスターシュテュックのペン先には「4810」の刻印も入っていますので、目視で確認できます。
外装の傷・変色|レジンや金属リングの経年変化が確認される

インタビュアー
本体の外装の傷は、どのくらい査定額に影響するのでしょうか?

査定員
傷が浅く少ないほど評価は上がります。モンブランの万年筆のボディに多いレジン(樹脂)素材は、深い傷やひび割れが入ると見た目に大きく影響するため、評価が下がりやすいです。ゴールドリングの摩耗やホワイトスターの欠けも確認箇所です。

インタビュアー
時計の場合はどの部分を見るのでしょうか?

査定員
風防(ガラス面)の傷、ケースの打痕、リューズ(時刻合わせ用のつまみ)の動作を見ます。風防の傷は目立つ箇所なので評価への影響が大きく、ケース裏面の浅い傷であれば影響は小さめです。
付属品の有無|箱・ギャランティーカードがそろうほど評価が上がりやすい

インタビュアー
付属品がない場合は、買取できないのでしょうか?

査定員
本体だけで査定できます。箱やギャランティーカード(保証書)、説明書がそろっていると、品物の仕様や付属品を確認する際の材料になります。

インタビュアー
付属品があれば有利だけれど、なくても本体だけで査定できるのですね。
第5話 モンブランを売る前にやっておきたい準備
万年筆はインクを抜いてペン先を洗浄しておく

インタビュアー
査定に出す前に、自分で準備しておいた方がいいことはありますか?

査定員
万年筆のインク抜き、外装の乾拭き、付属品と本人確認書類の準備の3つで十分です。まずインク抜きですが、インクが残った状態で持ち込むと査定時にインクが漏れる恐れがあります。吸入式の場合は、水を入れたコップにペン先を浸してピストンコンバーターで吸入と排出を繰り返し、水が透明になったらひと晩そのまま浸けておきます。

インタビュアー
長期間使っていなくてインクが固まっている場合は、どうすればいいのでしょうか?

査定員
インクが固着している場合もぬるま湯に浸す方法で溶け出すことがあります。ただし、無理に力を加えてペン先を傷めてしまう恐れがありますので、うまくいかない場合はそのままの状態で「おたからや」へお持ちください。
外装の汚れやホコリを乾いた布で落とす

インタビュアー
きれいに磨き上げてから持って行った方が印象は良くなるのでしょうか?

査定員
乾いた柔らかい布で軽くホコリを取る程度で十分です。モンブランのレジンボディは繊細で、研磨剤入りのクリーナーやアルコール系の溶剤で磨き込むと、かえって表面の光沢を失わせたり、こすり傷を付けてしまったりする恐れがあります。落ちない汚れは無理をせず、そのままの状態でお持ちください。

インタビュアー
良かれと思ってやりがちなことが逆効果になるのですね。
付属品と本人確認書類をまとめておく

インタビュアー
ほかに準備しておくものはありますか?

査定員
箱・ギャランティーカード・説明書などの付属品を1か所に集めておくと、査定がスムーズに進みます。「おたからや」での売却時には、本人確認書類が1点必要です。以下のいずれかをご用意ください。
- 運転免許証または運転経歴証明書
- マイナンバーカード
- 特別永住者証明書または在留カード
- 健康保険資格確認書
- 身体障害者手帳
- 年金手帳
- パスポート
有効期限が切れた書類は使用できません。また、18歳未満の方からのお買取は行っていません。準備が整いましたら、ぜひ「おたからや」の無料査定をご利用ください。
第6話 壊れていても古くてもモンブランは査定できる
インク詰まり・ペン先の曲がりがある万年筆のケース

インタビュアー
インクが詰まって書けなくなった万年筆や、ペン先が曲がってしまったものでも、買取の対象になるのでしょうか?

査定員
査定できます。ペン先がK18やK14の金製であれば、書けない状態であっても素材としての価値が評価できます。ペン先が曲がっている場合も、ニブに刻まれた「750」や「585」の数字からモデルと素材を特定できれば、評価は可能です。「何年も使っていない古い万年筆だから……」と諦めて処分してしまう前に、ぜひ一度「おたからや」へお見せください。

インタビュアー
書けなくてもペン先の金に価値があるというのは、知らない方が多そうですね。
動かない時計・風防に傷がある時計のケース

インタビュアー
時計が動かなくなっている場合はどうでしょうか?

査定員
動かない時計も査定できます。ケースの素材やムーブメントの種類から価値を判定しますので、ゼンマイが巻き上がらない状態やリューズが固着している状態でも、そのままお持ちください。自己修理でケースを開けてしまうと内部の状態が変わり、かえって評価が難しくなりますので、手を加えずにそのまま「おたからや」へお持ちください。

インタビュアー
動かなくても手をつけずに持ち込んだ方がいいのですね。
名入れ(刻印)がある筆記具のケース

インタビュアー
ボディに個人名やイニシャルが刻まれている場合は、売れるのでしょうか?

査定員
名入れがあると中古での需要が限られるため評価は下がりやすいですが、ペン先の素材やモデルの価値が残っていれば値段がつく場合があります。「おたからや」では、どのような状態のお品物でも査定できます。名入れのある品物、壊れている品物、付属品がない品物も査定料・キャンセル料は一切かかりませんので、ぜひお気軽にご利用ください。
第7話 モンブランが買取市場で評価され続ける背景
1906年の創業から「マイスターシュテュック」誕生まで

インタビュアー
モンブランは万年筆のブランドという印象が強いのですが、なぜ中古でもこれだけ値崩れしにくいのでしょうか?

査定員
1906年の創業から100年以上にわたって筆記具を作り続けてきた歴史が、中古市場でのブランド価値を支えています。1906年にハンブルクの文房具店主・銀行家・エンジニアの3人が万年筆の製造を始めたのが始まりで、当初の社名は「シンプロ・フィラーペン・カンパニー」でした。

インタビュアー
もともとは「モンブラン」という名前ではなかったのですね。

査定員
1924年にマイスターシュテュックを発表し、1934年にアルプス最高峰モンブランの名前を取り入れて社名を変更しています。ホワイトスターの白い星も山頂の雪がモチーフで、ブランドの象徴として100年近くデザインに使い続けられています。こうした長い歴史の積み重ねが、中古品であっても値崩れしにくい信頼性につながっています。
筆記具メーカーから総合ラグジュアリーブランドへ

インタビュアー
万年筆のブランドが時計や革小物まで手がけるようになったのは、いつ頃からなのでしょうか?

査定員
時計は1997年に参入し、2006年のミネルバ買収で技術基盤を固めました。現在はリシュモングループ傘下で、筆記具・時計・レザー・ジュエリーと幅広く展開しています。グループの資本がブランド運営を支えているため、事業が続くあいだは中古の需要も保たれやすいです。お手元にモンブランの品物がある方は、コンディションが良いうちにぜひ「おたからや」へご相談ください。

インタビュアー
筆記具に加えて時計やレザーまで展開しているからこそ、中古でもブランド全体の需要が保たれているのですね。
まとめ
この記事のまとめ
- モンブランの買取で最も安定して値段がつくのは万年筆で、ペン先のK18やK14にも素材としての価値がある
- 時計は1858年創業のミネルバが手がける自社製ムーブメントが評価され、高額帯になりやすい
- 財布やレザー小物も買取できるが、革の経年変化が出やすいため筆記具・時計ほどの高額にはなりにくい傾向がある
- 万年筆では「マイスターシュテュック 149」が最も査定額がつきやすい定番モデル
- 査定ではペン先の素材・外装の状態・付属品の有無を中心に確認される
- 売却前にインク抜き・外装の乾拭き・付属品の準備をしておくと査定がスムーズに進む
- インク詰まり・ペン先の曲がり・名入れがある品物でも査定対象になる
- 1906年から100年以上続く歴史とリシュモングループの基盤がブランド価値を下支えしている

インタビュアー
古い万年筆や使っていない時計をしまい込んでいる方は多そうですね。今日はありがとうございました。

査定員
モンブランは、モデルとペン先の素材が特定できればしっかり評価できるブランドです。お手元の品物の価値が気になった方は、「おたからや」の無料査定をぜひご利用ください。壊れている品物や付属品がない品物も、1点から丁寧に拝見いたします。
モンブラン(Montblanc)の買取に関するよくある質問
EXPERT ANSWER
この専門家が回答します
佐々木 純さん
- スタイリスト四方章敬氏に師事した後、2019年4月に独立
- 「LEON」「WWD JAPAN」「MEN’S EX」「OCEANS」などで活動
- ブルックス ブラザーズ公式サイトのWebコンテンツに参加
- 日本通運、P.S.F.A、William Eliotなどの広告制作を担当
- 雑誌、Web、広告、ドラマ、映画でスタイリング実績を持つ
老舗メゾンが築いてきた伝統から、デザイナー交代による作風の変化、定番意匠の継承と再解釈まで、現在の製品につながる歴史的背景を含めてブランドを理解する。撮影現場で数多くの服飾品を扱ってきた経験に基づき、外見だけでは判別しにくいブランドごとの違いを、設計や素材、ディテールから捉える。
モンブランのボールペンやローラーボールも買取の対象になりますか?
はい、査定できます。

佐々木さん
専門家による回答
モンブランは万年筆だけでなく、ボールペン・ローラーボール・メカニカルペンシル(シャープペンシル)など筆記具全般を展開しています。キャップトップにホワイトスター(六角形の白い星のロゴマーク)が付いたモンブラン製品であれば、筆記具の種類を問わず査定の対象です。マイスターシュテュックシリーズのボールペンなど定番モデルは中古でも探している人がおり、値段がつきやすいです。リフィル(替え芯)が切れている状態や、使い込んで外装にすれがある状態でも問題ありません。
モンブランの万年筆はペン先だけでも査定できますか?
はい、ペン先(ニブ)がK18(Au750)やK14(Au585)の金製であれば、ペン先単体でも貴金属として査定できます。

佐々木さん
専門家による回答
ボディが破損して使えなくなった万年筆でも、ニブに「750」や「585」の刻印があれば、素材と重量に基づいて評価します。長期間放置してインクが固着した状態のペン先であっても、金としての素材価値は変わりません。マイスターシュテュックのペン先であれば「4810」の刻印も入っていますので、モデルの特定もスムーズに進みます。書けなくなった万年筆でもペン先に価値が残っている場合がありますので、処分する前にぜひ一度ご相談ください。
保証書(ギャランティーカード)を紛失した場合、買取額に影響はありますか?
ギャランティーカードがそろっていると、正規品の確認がスムーズに進みます。

佐々木さん
専門家による回答
ただし、紛失していても本体だけで査定できます。品物そのもののホワイトスターの意匠(キャップトップの白い星のロゴ形状)やペン先の「4810」の刻印、製造仕様などの複数箇所を組み合わせて確認しますので、ギャランティーカードがなくても査定できます。
モンブランの革製品(名刺入れ・ベルト・バッグなど)はどの程度の需要がありますか?
モンブランはレザーグッズも幅広く展開しており、名刺入れ・ベルト・バッグ・キーケースなどいずれも査定の対象です。

佐々木さん
専門家による回答
ただし革素材は使用による角のすれや内側の汚れといった経年変化が出やすいため、万年筆や時計と比べると最高額帯にはなりにくい傾向があります。ホワイトスターのロゴが入ったモンブランのレザー製品であれば、使い込んだ状態でも値段がつく場合があります。状態に不安がある品物ほど、自己判断で処分せずに「おたからや」の無料査定をぜひご利用ください。
モンブランの限定コラボモデルは通常モデルより高く売れる傾向がありますか?
限定モデルやコラボレーションモデルは生産数が少なく、新品で手に入らないものが多いため、状態が良ければ希少性が評価されて通常モデルより高い査定額がつきやすい傾向があります。

佐々木さん
専門家による回答
ただし限定品であれば必ず高くなるわけではなく、査定ではペン先の金純度(K18のAu750か、K14のAu585か)、外装の状態、付属品の有無も合わせて総合的に判断します。限定品の証明として専用の箱やギャランティーカードが残っていると、通常モデルとの識別がスムーズになります。
モンブランの時計のオーバーホール歴は査定に影響しますか?
正規サービスセンターや時計専門店でのオーバーホール記録が残っていると、ムーブメントの状態がきちんと管理されていたことを確認する材料になります。

佐々木さん
専門家による回答
記録がなくても査定は可能で、リューズ(時刻合わせ用のつまみ)の操作感やケースの状態、文字盤の外観などから総合的に判断します。オーバーホールの証明書や領収書が手元にあれば、一緒にお持ちいただくことをおすすめします。未オーバーホールの状態でお持ちいただいても問題ありませんので、お気軽にお申し付けください。
モンブランの万年筆を複数本まとめて売ると査定額は変わりますか?
査定は1本ずつ行い、それぞれのモデル・ペン先(ニブ)の素材・状態に基づいて個別に査定額を算出します。

佐々木さん
専門家による回答
まとめて出したからといって1本あたりの査定額が変わるわけではなく、逆にまとめ売りで上乗せされる仕組みもありません。ただしモンブラン以外のブランド品や貴金属も含めて一緒に査定に出せるため、1回の来店で済む点はメリットです。金額を見てから一部だけ売って残りは持ち帰るという選び方もできます。点数が多い場合や持ち運びが難しい場合は、ご自宅で査定できる出張買取もご検討ください。
※本記事内の価格・相場は記載時点のものであり、市場動向により変動します。最新の相場は店頭・公式サイト等でご確認ください。
SUPERVISOR
この記事の監修者
佐々木 純
- スタイリスト四方章敬氏に師事した後、2019年4月に独立
- 「LEON」「MEN’S EX」「FINE BOYS PLUS SUIT」などで活動
- 日本通運、イオンWeb CM、伊藤園「お〜いお茶」海外向けCMなどの広告制作を担当
- 雑誌、Web、広告、ドラマ、映画でスタイリング実績を持つ
老舗メゾンが築いてきた伝統から、デザイナー交代による作風の変化、定番意匠の継承と再解釈まで、現在の製品につながる歴史的背景を含めてブランドを理解する。撮影現場で数多くの服飾品を扱ってきた経験に基づき、外見だけでは判別しにくいブランドごとの違いを、設計や素材、ディテールから捉える。
